すばらしかったです。 文字通り、野を越え山越え、演奏活動を続ける群馬の地方楽団。
集団で音楽をすることの難しさ、戦後の経済状況、出産による女性のキャリア中断問題もさらっととはいえ描かれ、そして何より音楽の力をこんなにダイレクトに届けられるなんて。
旦那にするには、たしかに厳しいけれど、にくめないキャラのマネージャーも良かったです。
途中「とっとと東京に行けば良いのでは?」と、ちょっと岸惠子に思って、ごめんなさい。というくらいラスト良かったです。 ちょっとできすぎかもですが、希望が描かれて、やはり良かった。 中盤の病院?での演奏シーンも、心に残りました。