のこ

山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日ののこのレビュー・感想・評価

3.9
2015 01 26 シネマスコーレ
日本の敗戦が鮮明になった1945年。
満州開拓団として日本を旅立つ一団があった。
信州は伊那谷の貧しい三村からなる阿智郷開拓団
お寺の住職で、国民学校の教師でもある山本慈照は、
村の有力者らの懇願で、妻と幼い二人の子供と満州に向かう。
しかし、現地について間もなくソ連が参戦。
慈照はシベリア送りとなり、2年間の重労働ののち帰国するが、妻子は教え子とともに死んだど聞かされる。
しかし、子供の一人は生きているという情報があり、これを機に残留孤児捜しが始まる。
子供と再会できた慈照は、その時、すでに80歳 を超えて~
劇場でも、すすり泣く声が~
二度と戦争を起こしてほしくない、山田火砂子監督の思いを込めた感動作品です。
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