ジョセフ・サージェント監督作。
バート・レイノルズが主演を務めた70年代アクションムービーの佳作で、弟を殺された服役囚と街を牛耳る保安官の対決を描きます。
70年代の色に溢れたアクション映画です。罪を犯し服役していた一匹狼の主人公が、酒密造組織と結託し大学生の弟を殺害した田舎町の保安官に復讐を遂げるべく行動を起こしてゆく様子を描いたもの。バート・レイノルズが主人公の服役囚、ネッド・ビーティが悪徳保安官を貫禄たっぷりに演じていて、両者の対決のゆくえが小気味いいアクションシークエンスを散りばめつつ活写されます。
最大の見せ場は田舎町を爆走するカーチェイスで、土埃を上げながらのダイナミックな追走劇は迫力満点ですし、明快に勧善懲悪な結末が爽やかな仕上がりとなっています。
蛇足)
揃いも揃って登場人物みんな汗だくなのが気になります。
