いかえもん

クリミナル・アフェア 魔警のいかえもんのレビュー・感想・評価

3.3
ニック・チョン作品をもう一つ。
しかし、これはいまいちだったなぁ。ニック・チョンは悪役だし、ストーリーも終始重苦しい。主人公は過去のトラウマにとらわれて、幻覚や幻聴に悩まされてる若手警官。強盗犯のニック・チョンが重傷で病院に運び込まれて、そうと知らずに自分の血を輸血してもらったことから、トラウマが引っ張り出されてきて、なんかおかしくなっていっちゃうっていうお話。

幻覚とか幻聴でニック・チョンが出てきたりするんだけど、出番は総じて少な目。そして、彼に悪役をやらせると、めっちゃ怖い。いつも言ってますけど、目力ありすぎなので、めっちゃ怖いのよ~。それだけ上手いんだろうということはわかるんだけど、できればやっぱり警官とか正義の味方の方で活躍してほしいな。
この若手警官の、なんか絶対心の病を抱えているだろうなっていう目つきとか雰囲気もよく出てて、そっちも怖い。
なので、なんかずっと雰囲気悪くて嫌な感じがまとわりつく映画でした。
あんまり最後もスカッとはしなかったなぁ。