このレビューはネタバレを含みます
(ややネタバレ)
中平康の第1作に当たるようだ。脚本は新藤兼人、銀座を舞台にしたサスペンスで面白い。音楽では、ドラムにフランキー堺の名前。
銀座とはいえ、裏通りはまだ素朴な雰囲気で、どこかの普通の…
アマプラで色々作品見ててサムネとあらすじに惹かれたので鑑賞
なんだかんだちゃんとしたミステリーものを見るのがこれが初めてかもしれない
しかしこの作品は犯人探しがメインなのではなく前科者の生きづらさを…
22.07.03 シネマヴェーラ渋谷
(日記から)
ミステリ・サスペンスとしてはまあまあの内容だった。しかし被害者の目ん玉がゴミ捨て場からいきなり出てきたのはギクッとした。
5階か6階建て(と思わ…
ガリガリなのに筋肉質の人みたいに、70分しかないのに「サスペンス」の見せ方がパンパンに詰まってる。それで十分なのに浜村純さんや殿山泰司さんなんかの写るだけで変な人の怪演、北林谷栄さんの老けメイクを通…
>>続きを読むブーちゃんこと市村俊幸とのビル屋上での対決は、マ・ドンソクの『犯罪都市』のよう。
常に敬語で穏やかな紳士面をしていた男が犬をしこたま蹴り上げる。その本性が表れた瞬間。
まだ低層の木造建物が目立つ銀…
1956年 新藤兼人脚本、中平康監督作品 ノワール映画 70分。銀座の雑居ビル街で美容室のマダムが殺される。警部(内藤武敏)が聞きこみを始める。と、出所したばかりの前科者 吉夫(牧真介)が疑いの目で…
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下町の人情ドラマとフィルムノワールが合体したような独特の雰囲気が面白い中平康の監督デビュー作。ルネ・クレールの「巴里の屋根の下」を思わせるビルの外側を1階から2階へと移動するカメラやヒッチコックの「…
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