時は1872年、吸血鬼ドラキュラ伯爵とヴァン・ヘルシング教授は死闘の末、相打ちという形で戦いに決着がついた。
それから時は流れて1972年、ドラキュラの弟子の子孫であるアルカードはドラキュラを現代に復活させるべく仲間たちと儀式を行い・・・・。
クリストファー・リーとピーター・カッシング共演の現代のロンドンによみがえったドラキュラによる惨劇を描いた吸血鬼ホラー映画。
吸血鬼ドラキュラが現代のロンドンによみがえって人々を襲っていくという設定のためかそれまでのドラキュラ映画の中でも今風な雰囲気がありなかなか楽しめる作品になっていた。
またヘルシング教授の子孫がドラキュラを退治するために戦うという設定も個人的には面白いと感じた。
思ったよりもドラキュラの登場シーン（ただしちゃんとインパクトはあった）が少なめだったり、ラストのドラキュラの最期があっさりしている気はしたが、全体的にはしっかりと楽しめる安定したドラキュラ映画だった。
