Renkon

赤い暴行のRenkonのレビュー・感想・評価

赤い暴行(1980年製作の映画)
3.5
(2014.12/3 @シネマヴェーラ)
日活ロマンポルノの師、曽根中生追悼特集にて。
鳴かず飛ばずのバンドマンが、女との交わり、メンバー間との衝突を経て成長していくお話。
差し入れのホットドッグを奪ったチーマーが、フランクフルトを相食いしてるシーンの時点で「あぁこれは完全に笑わしにかかってくる映画だな」と確信した。
ロマンポルノだけあって、合間合間にメンバーと女達との絡みのシーンが挿入されるのだが、
それ以外でのメンバーがマネージャーぶん殴っちゃうシーンなんかはゲラゲラ笑ってしまった。
マネージャーの「お前らなんか、ビートルズの爪の垢煎じて飲んでろ!」ってセリフがともかく秀悦。
途中、売れっ子ロック歌手みたいのが出てきたのだが誰かわからず。
女の子の「ふん!内田裕也なんて大嫌い!」ってセリフでやっとロックンロールおじさんだとわかった。
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