共犯の作品情報・感想・評価・動画配信

『共犯』に投稿された感想・評価

怪怪怪怪物!のトン・ユィカイが今作も良い役どころです

違和感が解き明かされていく感じは面白い

湖というか沼
綺麗な映像と雰囲気
学校裏の湖の自然も良いし、夜の街明かりも良い

内容はやや重いし息苦しさを感じるけど共感できてしまう

「共犯」というタイトルが素晴らしい
ミチ

ミチの感想・評価

4.2
1人の少女の死によって繋がった、3人の少年の物語。


タイトルとジャケットに惹かれて鑑賞した台湾の作品。

もうとにかくとにかく美しかった。

特に少女の死体を3人が見つけるシーンは、人が死んでいるのに「美しい」という感情しか出てこなかった。


軸となるのは転落死した少女の死の真相。

それを偶然居合わせ第一発見者となった3人の男子高校生が探っていく。

ただそんな単純な話でないことは、タイトルからも分かる。

そして後はズブズブとゆっくり沼に沈んでいくように、作品に引きずり込まれていった。


美しい映像の中で描かれるのは、かさぶたを剥がされるようなヒリヒリとした孤独感。

そしてすべての感情をダイレクトに受けてしまう危うさ。

それは誰もが自分の蓋を開ければ、手に取るように蘇ってくるものたちだ。


不意に呟かれる言葉がグサグサと胸に刺さり、あの日の孤独が立体的になっていく。

あの狭い社会の中で感じる孤独も、果てのない宇宙に一人取り残される孤独も、きっと変わらない。


今なら手を伸ばせるだろうか。

でもきっとどこに伸ばせばいいのかわからない。

それでも、なにかに触れる可能性があるなら、やっぱり手を伸ばしたい。

作品全体を覆うじめっとした空気を感じながら、そんなことを漠然と思った。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.5
このジャケ写真といい、オープニングといい、台湾の学生の暗さが期待できる雰囲気が好みピッタリな映画だった。
子供たちの孤独が連鎖して運命は最悪な方向へ…
悲惨なシーンが綺麗に感じてしまうほどの演出が逆に悲しくて切ない。

ミステリーサスペンスとしてはもう少し解決的であってほしかったけど、
ラストはヒューマンドラマとしてジンワリ感じることが出来た作品だった。
MH

MHの感想・評価

3.7
①2014/10/24 字幕 TOHOシネマズ六本木ヒルズ②(東京国際映画祭)

このレビューはネタバレを含みます


なんか悲しかった、、、

やんちゃで学校で問題児って言われてる子が
1番しっかりしてて良かったな
TIFF2014で観て以来8年ぶり2度目の鑑賞。
一人の女生徒の死にたまたま居合わせた3人の男子高校生が事件に巻き込まれるミステリー。必要最低限にぐっと凝縮させた、シンプルなストーリー展開だ。

どの場面を切り取っても絵画のようで、スタイリッシュさにしびれるよ。監督のチャン・ロンジーはこれが劇映画2作目とはいえ、CMディレクターとしても活躍中らしく、売れっ子なんだろうな。


大人たちの無関心、子ども同士の叫びが痛々しい。そんななかでもサポーティブな関わり合いがあり、懸命に相手を分かろうとする。その切実さがよい。

この作品より数年後の制作になるが、デレク・ツァンの『少年の君』に近い心象を感じた。
生徒の死に淡白すぎる、学校も生徒も。

高校生ものにしては暗いミステリー。
シロー

シローの感想・評価

3.6
なんか気持ちがわかっちゃう。だから切ない。
夏の見る、儚げで憂鬱な世界がディテールまで見えてくるようで引き込まれる。あんなにミステリアスな魅力出せるんだなぁ。
kame

kameの感想・評価

4.1
偶然同級生の転落死を目撃した男子高校生3人が、彼女の死の真相を探る青春ミステリー

死んだ女の子と彼女の死をきっかけに繋がる3人の友情。
思春期の揺らぎや不安定さ、濁った湖に沈む孤独が映像で見える

途中、ミステリーの展開は読めたものの、最後の展開は切なく、それでもひとかけらの温かさがあるのが良かった
>|

あなたにおすすめの記事