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シチズンフォー スノーデンの暴露のpanpieのレビュー・感想・評価

4.3
2013年6月 CIAとNSA(国家安全保障局)で働いていたエドワード・スノーデンによるアメリカ合衆国が国民をスパイしていることを暴露した。
映画のタイトルとなった「CITIZENFOUR」は監督のローラ・ポイトラスヘメールで接触した時のスノーデンの匿名でありジャーナリストのグレン・グリーンウォルドと共に香港のホテルの一室で独占インタビューをする。
「アメリカ国民は国家にスパイされている」というもの。
内容は携帯電話を遠隔操作して会話を盗聴している、メール内容を通信会社から取得し必要な情報をまとめている、個人の仕事・好み・口座残高などネットで得られる情報を入手している等々。
機密文書を集め暴露し実名で名乗り出て当時ニュースで報道されたことは記憶に新しい。
その後ニュースでは報道されなくスノーデン自身命を狙われているので殺されていないか気になっていたらこのドキュメンタリー作品が短い間だったが上映された。

アメリカで起きたことは恐らく他の国でも起こっているだろう。
もしかしたら日本でも…

「セブン」でモーガン・フリーマンが演じる刑事も多額のお金を払って図書館員から犯罪に繋がりそうな本を借りた人物を印刷したものを渡されていた。

幼児性愛者による犯罪にもネットで検索したかわかっているのかもしれない。

アメリカは犯人を捕まえるためなら盗聴もOKな国だし実際ありそうで怖い。
日本でも水面下で国家による情報集めが行われているとしたらfilmarksでのレビューなんかも対象になってたりして笑
実際あり得るなぁと思って怖くなった。


1月27日に「スノーデン」が公開される。
きっと「シチズンフォー」が思い出され戦慄するだろうが必ず観に行きたい。
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