yamtantan

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章のyamtantanのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今作はインドの夜景がキレイ。
ムンバイの夜、婚約と結婚パーティ。
インド式結婚式の文化も垣間見れたり、
一緒にダンスを踊るシーンもあって楽しい。
(リチャード・ギア、流石ダンスが他の人よりキレがあった…笑)

1も2も登場人物多いのに、物語のつなぎ目がキレイ。
カメラのパーン等上手く使って、
焦点を当てる人を変更するのが上手い。

ただ1に比べて、ストーリーはイマイチ。
1では無茶だけど夢と希望のある青年だったソニーが、
傍若無人のわからず屋で母親の恋愛にまで口出しする姿にはガッカリ。

あんなにカッコよくダグラスの元を去ったジーンが、
負け犬の遠吠えみたいに出てきたのも萎えたし、
愛し合っていると思ったキャロルは浮気していていたり。

ラストシーンで見送るカプリング観て、
マッジは運転手を選んだのが分かった。
(いや何となくは分かっていたけど)
なんだかみんなフワフワ〜とした部分があって、
ややスッキリせず。

何よりドネリーの去り方が寂しすぎる。
使用人の女性とも、良い関係が築けていたのに…
彼女の美学なんだろうけど、
彼らのそばにいて欲しかった。

あと結婚パーティに査定人の女性がちゃっかり参加してて笑った。
何でいるの?!
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