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合衆国最後の日のlemmonのレビュー・感想・評価

合衆国最後の日(1977年製作の映画)
3.6
側から見ると迷惑な人質身代金要求事件。

犯人側が主人公の映画だと感情移入もしやすいが、本作はその理由がなかなか難しく、バートランカスターが主人公の犯人役のひとりで、相棒も個性的で楽しかったが、のめり込むまでは行かなかった。

本作を描くことでアルドリッチ監督が訴えたかったことは多かったのでは?とは思った。
大統領ですら使い捨て。
アメリカという国の最大権力者ってじゃあ誰なんだろうか?そもそもそんな考えが陳腐か?とかなかなか痛烈なメッセージ。
他にもいろいろと考えさせられた。

本作、2時間半くらいあり長いが、公開は1時間ほどカットされたらしい。
たしかにもう少しテンポを出しても、とは思ったけど、1時間削られるって、、、監督、つらかっただろかなあ😢。


いやーもうでも、ウィドマークにメルヴィンダグラス、ジョセフコットン、チャールズマックグロウにと、カラーでじいちゃん達をみれただけでもありがたかった😊。
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