このレビューはネタバレを含みます
この、映画としての感想といえば、まぁまぁの作品だった。
大沢たかおと石原さとみは素晴らしいし、純粋にフィクションなら泣けて終わった。
でもね、実在の人物をモデルにした話としては、脚色し過ぎ。
感動を作るためにあたかもアフリカで亡くなり、日本に残した恋人とは結ばれない…とか、それはどうかと。
鑑賞後に調べて、白けてしまった。
亡くなってないし、結婚して幸せになってるし、アフリカ滞在期間も2〜3年で日本に帰国してるし…。
この原作を書いたさだまさしがきっかけで設立されたという「風に立つライオン基金」が出来た事の方が返って感動的かと。
実話モノが好きな私はついつい観てしまい、ついつい実際はと調べてガッカリパターン…あまりに多い。
仕方ないのか、映画化ってそんなモノ?