WOWOW on demand鑑賞
“宇宙とは最後のフロンティア
エンタープライズは旅立つ
その任務は新しい宇宙を探り
新しい生命や文明を見つけること
未到の地に向けて勇敢な旅に出るのだ”
「ケルヴィン・タイムライン」を舞台にした3作目。
宇宙船USSエンタープライズとそのクルーの冒険を描く、新生版の映画「スター・トレック」シリーズ第3作。エンタープライズがある惑星に墜落するという非常事態が発生!
原題 『Star Trek Beyond』
2016年米作品123分
監督・製作 ジャスティン・リン
製作 J・J・エイブラムス ロベルト・オーチーほか
脚本 サイモン・ペッグ ダグ・ユング
撮影 スティーヴン・F・ウィンドン
音楽 マイケル・ジアッキノ
出演 クリス・パイン ザッカリー・クイント カール・アーバン ゾーイ・サルダナ サイモン・ペッグ アントン・イェルチン ジョン・チョー イドリス・エルバ
(WOWOW番組内容より)
カーク(パイン)を船長とするUSSエンタープライズが深宇宙を調査する任務に出発してから3年。エンタープライズは物資補給で宇宙基地ヨークタウンに寄るが、そこにある小型宇宙船が到着し、乗っていた異星人は自分がいた別の宇宙船が惑星アルミタッドに墜落したので助けてほしいという。だがそれはカークが持つ遺物“アブロナス”の入手を目指す異星人クラール(エルバ)の罠で、道中で攻撃を受けたエンタープライズはアルミタッドに墜落し……。
(WOWOW解説より)
1960年代の宇宙SFドラマ「スター・トレック/宇宙大作戦」を新たに映画化した、「スター・トレック(2009)」に始まる新生版「スター・トレック」シリーズの3本目。監督は前2作のJ・J・エイブラムスから「ワイルド・スピード」第3~6・9作のジャスティン・リンに交代。
リンらしく、USSエンタープライズのクルーの絆、乗り物を使ったアクションの楽しさを強調する一方、ドラマ版という原点に回帰するような遊び心もふんだん。
本作の全米公開直前にチェコフ役のアントン・イェルチンが若くして世を去ったのは残念。
そして、レナード・ニモイも……
本作では人類以外の異星人が多数登場し、またそれぞれの個性、活躍も観られるのは、スター・トレックの王道路線かも⁈
本作から監督も変わり、
テーマは”人間の弱さと強さ“
目まぐるしく変わる展開に、あっという間の123分、長さを全く感じず、怒涛の胸熱シーンにずっと楽しめました‼️
↓ 以下ネタバレあり
【印象のシーン】
・このシリーズのヴィランは、宿敵クリンゴン帝国も登場するが、人類の敵は、人類や昔人類だった人物という、やはり人間の愚かさとそれに対峙する人間という構図……。
・仲間を人質にされ、ヴィランの言いなりになる異星人、家族を皆殺しにされ復讐を誓う異星人、元々は地球人だったが、地球人への復讐のため、異星人を捕まえてはその栄養を摂取し、生きながらえてきた異星人など魅力ある脇役が多いのは本作品の見どころ。
・アルミタット星で古い地球の宇宙船フランクリン号を棲家にして脱出を図る異星人、ジェイラとその古い宇宙船修理を頼まれたスコッティの関係が深まって行くところに胸熱。
そして最後の誕生日パーティで、1人飲みで寂しそうなジェイラを気遣うスコッティにまた株が上がる。
そしてエンタープライズのメンバーに⁈
・満身創痍のエンタープライズ号⁇⁇
ほぼバラバラ⁇
最後はエンタープライズ号の模型の組立を見ているようで楽しい♪♪♪
・胸熱ポイント
終盤、オールド・スポックの遺品の中から懐かしの写真が……(忘備録へ)
オリジナル・ドラマ版の主要メンバー
一同‼️‼️
”In Loving Memory of
LEONARD NIMOY“
そして…
アントン・イェルチン R.I.P.
【忘備録】
(キャスト)
・ジェームズ・T・カーク Kirk
- クリス・パイン(阪口周平)
エンタープライズ号の船長。終わりの見えない宇宙探査の中で自身の矮小さを痛感し、船長としての力量に疑問を感じ始めている。
・スポック Spock
- ザカリー・クイント(喜山茂雄)
・レナード・マッコイ Bones
- カール・アーバン(宮内敦士)
・ニョータ・ウフーラ Uhura
- ゾーイ・サルダナ(東條加那子)
・モンゴメリー・スコット Scotty
- サイモン・ペッグ(根本泰彦)
・ヒカル・スールー Sulu
- ジョン・チョー(浪川大輔)
・パヴェル・チェコフ Chekov
- アントン・イェルチン(粟野志門)
・バルタザール・エディソン / クラール
Krall
- イドリス・エルバ(斉藤次郎)
アルタミッドを根城にする謎の男。
・ジェイラ Jaylah
- ソフィア・ブテラ(川庄美雪)
・アンダーソン・リー / マナス Manas
- ジョー・タスリム
クラールの右腕。
・ジェシカ・ウルフ / カラーラ Kalara
- リディア・ウィルソン
保護された異星人。
・エイリアン原語部分の声
- サラ・マリア・フォースバーグ
・キーンザー Keenser
- ディープ・ロイ
・シル少尉 Ensign Syl
- メリッサ・ロクスバーグ
エンタープライズの乗組員。
・パリス准将 Commodore Paris
- ショーレ・アグダシュルー(塩田朋子)
宇宙基地ヨークタウンの司令官。
カークの迷いを理解し、助言を行う。
・フィネガン中佐
Commander Finnegan
- グレッグ・グランバーグ
宇宙基地ヨークタウンの副官。
・フィージャ
- ダニー・プディ
・ザヴァンコ
- キム・コールド
・ティヴァンナ Tyvanna
- アニータ・ブラウン
・ワジェット
- ダン・ペイン
・ティーナックスの首領
- シェー・ウィガム(声)(乃村健次)
・宇宙基地ヨークタウンの隊員
- ジェフ・ベゾス(カメオ出演)
・宇宙基地ヨークタウンの医師
- カルロ・アンチェロッティ(カメオ出演)
・Ben
ダグ・ユング
【遺品の写真】
レナード・ニモイはスポック・プライムとして写真でのカメオ出演で登場し、ジョージ・タケイ、ウォルター・ケーニッグ、ウィリアム・シャトナー、ジェームズ・ドゥーアン、デフォレスト・ケリー、ニシェル・ニコルズもスールー、チェコフ、カーク、スコット、マッコイ、ウフーラのプライム版としてそれぞれ写真でのカメオ出演で登場している。