let's make some noise!
個人的にスタートレック・リブート版3作の中で1番好きです。
サイモン・ペッグが脚本を担当しているだけあって、1番笑えるシーンが多かった。(だからスコットの活躍が1番多かったのか…？笑)特に、クラルやマナスらの集団に襲われた後にクルー達が散り散りになり、カークとチャコフ、スポックとマッコイという組み合わせのコンビにしたことでモンティ・パイソンのようなシュールな笑いがふんだんに詰め込まれていた。
敵を撤退させるため、電波を妨害するのにラジオをかけるというのはとても斬新…！しかも曲がbeastie boysのsabotage!テンション上がらずにはいられない。
public enemy のfight the powerも別の場面で使用されていたけれど、power(クラル)にfight(立ち向かう)ということを暗示させるナイスな選曲だったんじゃないかと！
また目玉であるバイクを用いたアクションシーンもかっこいい…！全体的に映像がめちゃめちゃ綺麗でした〜
ただやはり色んな方のレビューにもあるように敵キャラがイマイチですね。悪に染まってしまった理由をもっと早い段階で描写してほしかったです。前回のカーンと比べると魅力半減です(ビジュアル面もあるかもですが…笑)
アントン・イェルチンくんの遺作ということで、彼の無念さを思うとラストで涙が出てしまいました…
