癩病についてちゃんと知れた映画。
なのに、ずっと穏やかで綺麗。
それは樹木希林さんの表情や声から心動かされるものがあり、命あるすべてのものに綺麗に静かに魅せられていたからだと思う。きっと、その綺麗さと現実にあった辛くて残酷な出来事が合わさって、私は、何とも言い表せない繊細な切なさが生まれ感じたんだろうって思った。でも、ずっとあたたかくてやさしいの。
徳江さんがありがとうって言うたび
胸がきゅっとなったな。
あんこは小さい頃から苦手なものなのに
愛おしく見えてしまった。あ、きっと私あんこが好きなんだな。粒あんなんて特に苦手なのにきっと好きだ。でも、食べたら苦手だなあってなるんだろうな。って。
最後の永瀬さんの大声、グッときた。