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あんのmasaのレビュー・感想・評価

あん(2015年製作の映画)
3.8
今年最後の観賞作は、この感動作品。
泣いて今年は終わろうと思って😊

河瀬直美監督が樹木希林を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマ。
樹木が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれる。
原作は、詩人や作家、ミュージシャンのドリアン助川。

刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。
その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。
徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。
そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。
ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡り……

やっぱり、希林さんは上手いな。もう役者を越えてますね。
樹木希林さんと市川悦子さんの共演は胸が踊りました。

ハンセン病のことは詳しくは知らなかったが、
この難しいテーマの作品をとても丁寧に描いた秀逸な作品でした。
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