このレビューはネタバレを含みます
ハンセン病に対する差別などが主題となる事を前半で予想していたが思っていたよりも凄く深い話だった。
仏教の考えに基づいた話だった。
何かハンデを背負っても何かに拘束されたとしてもそれは身体的であっても、心の持ち方ひとつで自由になれる。この自由という言葉が主題なのかなと思う。
ワカナも、ハンセン病の為に不自由を経験した徳江さんも、店長も結果的に自由を手に入れていた。
状況が悪くなったりちょっとした邪魔が入ると直ぐに諦めたり挫折する事もあるが、そう簡単に心は縛られてはいけないなと考えさせられた。