とし

バケモノの子のとしのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
3.9
2015/7/7 よみうりホール試写会にて。「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」などの細田守監督作品。母親を交通事故で失い自暴自棄になってしまった久太が渋谷の街からバケモノの住む世界「渋天街」に迷い込み熊鉄の出会い、いがみ合いながらも師弟関係で成長していくストーリー。クスっとくる笑いや感情を掴まれホロリとする場面などメリハリがとても良い。渋谷の街や代々木体育館など馴染みの場所が舞台になっていてロケ班もしっかり反映されていて見事。支えてくれる人のありがたみや誰もが持つ闇の部分に打ち勝つ強いメッセージが織り込まれている。チコの存在は必要なのか疑問だがカワイイので飼ってみたくなる。久太や友達の幼少期と青年期の声を変えたり全体的に声優陣が豪華。
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