飽きない映画、つまらなくない映画って印象だった。
いいところはもちろん沢山あって、キャラクターはみんな良かったし背景も綺麗、映像はシンプルで見やすく分かりやすかった。
120分飽きずに集中して観続けられるのはなかなか凄いと思う。
悪いところも多かった。
始めから説明のためのナレーションや回想が始まったりして、しかも回想に出てくる人物が嫌な大人日本代表みたいでただ嫌なこと言うだけの人物でそこが浅いというかなんというか。
最初にチコというキャラクターが出てくるけど、こいつは最後まで何にもしないので必要ない。
同じく二郎丸もいらない。むしろこいつは力の強い弱いで人を判断する奴なのでいい奴として存在すると作品に悪影響を及ぼす。
声優の演技は良かったんだけど、染谷将太にはサイコパスみたいな雰囲気がある気がして、怒るシーンは恐ろしすぎたのでもうちょっと抑えたほうが良かったと思う。寄生獣ならあれでいいんだけどね。
途中、おおかみこどもと本当に全く同じ展開があった。
とにかくいいところが沢山あると同時に悪いところも沢山ある映画でした。
