このレビューはネタバレを含みます
孤独な2人が師弟関係になり、不器用で啀み合いながらも感じられる熱い絆が良い。
成ったつもりで成り切る描写などは、面白いだけでなく、現実に役立ちもするのではなかろうか。
人間界では渋谷が舞台なので、見覚えある光景であり得ない事態を見られるのも楽しい。
終盤一郎彦が暴れすぎの感も受けるが、全体を通して主役2人のやり取りに笑って泣いてでほぼ満点。
声優が豪華な上素晴らしい出来だが、宮崎あおいと広瀬すずの声が似てて一人二役かと思ってしまうほどだった。
細田守監督の作品は良作ばかりだが、個人的には本作がベスト。
心の闇は誰でも抱えている…