レオ

お江戸のキャンディーのレオのレビュー・感想・評価

お江戸のキャンディー(2015年製作の映画)
4.1
男性しかいない世界で艶やかな着物を纏った超絶イケメン花魁達を楽しむ作品。
いわゆるBLですが、男しかいない世界という設定なのでそもそもBLという概念はそこにはないのかもしれません。

花魁というかドラァグクイーンばりな色とりどりした個性豊かな衣装が本当に素敵。
女装ですがすごくこだわりを感じますし、よく似合うので嫌悪感はありませんでした。
ストーリーはシンプルな純愛ものですが(お茶の間で気まずいシーンはありません)アングラな世界感が強いので好き嫌いは別れるかと思います。
白鳥の湖が題材のようですがあまりメッセージ性はないものの、雰囲気と世界観でお腹いっぱいの満足感はありました。

主人公のフリ松はこんなイケメン何処にいたんだ…?ってぐらいお顔整い過ぎ罪です。(有罪)
川に現れるだけでまるで天然水のCMのようでした。
そんなアングラな世界で気だるくナレーションする桃井かおりがよく合ってます。

新作に大好きな俳優さんが出演することが決まったので鑑賞。
私はこの世界観が好きなので、そこに加わってくれるのが今からとっても楽しみ!!
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