あける

Facebookで大逆転のあけるのネタバレレビュー・内容・結末

Facebookで大逆転(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

のっけからそりゃぁもう主人公ハリスが素行の悪いク×野郎でw
(×⇒ソでもいいしズでもいいw)

「アンタそれクビになるよw」と思ってたらものの数分でリストラ対象&クビw
(…タイミングとして会社的に格好の餌食だったという点も)
時を同じくして「長袖を着るのは規則違反だ」と言われクビになったワンちゃん大好きエミールと親しくなる主人公、、、
というか、たまたま悪運が重なって優しいエミールが主人公の悪巧みにあれよあれよと協力(主に嘘の葬式情報をエミールのアカを使って流す)する羽目に、、、w

「こんな奴に付きまとわれでもしたらストレス半端ないと思う」ていうくらいマジレスをしたくもなりますねw
(たぶん私なら勝手にやってろとガン無視しますねw)

映画自体は、はじめと終わりのテンポが面白く、中盤は抑揚不足なのか少々中だるみの印象を受けましたが救いがあるので良い作品でした。

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さて、以下は自分のグッときた感想を気持ち悪いレベルでクソ真面目に書いてみましたw。


ハリスが親友だと思っている友人ジョエルへの必死のかまってちゃん行動が葬式偽装に発展するのですが、
この騒動の終わりでジョエルがなんやかんやあって同居人と上手く行かず自殺を図ってしまうのですね。
タイミング良く窮地を救うハリスだったのですが、私はこのシーンのやり取りでハリスが言った
「人付き合いが上手くない」
「だからFacebookをがんばった」
みたいな台詞を聞いたらすんごく切なくなりました。
たぶんアイツ元から性格悪いけどw

ラストは良い話のテンプレのように改心。
1年後、ハリスもエミールも新しい職に就き順調そうです。
苦手だったFacebookが役に立つと上手く活用しているエミール。
あの一件からFacebookを辞めたハリスも、エミールと再会してから新たな気持ちでFacebookを再度始めます。

かまってほしいも執拗に追いかけることもない、自分のために再開した印象。

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ジョエルは友達じゃなくてエミールが本当の友達だったね、ということでもなく。
小学生のころの友達、中学の友達、高校大学職場趣味もろもろ、、、。
生活する環境それぞれで、親しくなる人はいて、それが依存とか悪ふざけとかwそうい関係もあれば新しい縁とか創造とかで関わることもあるよねーって。

なんつーか結構自分を振り返ってしまう題材でした(^ω^)わははは。



この映画の面白いところは、
みんな感性の合わない奴だったってところかな。
ハリスとエミールはまるで正反対だし、ハリスは素行悪いけどジョエルは真面目気質で一緒にバカをやらないし、ジョエルの同居人との関係も失恋のときに良くしてくれたからっていう理由で全然合わない。

さて、そんなことを考えていたらまた頭がぐるぐるしてきたのでw

このあたりでレビューをしめたいと思います。
あける

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