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怒りのとのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
4.7
ずっと観たかった映画。とても良かった。まず俳優陣が豪華で皆演技が上手い。圧倒される。
内容としては、「人を信じること」にフォーカスされている。つまり、ミステリー、サスペンスという部類に区分されている作品だが実際はヒューマンドラマなのである。劇中はこんな角度から人間をみることができるのかと驚嘆した。観終わった頃には2時間半があっという間に過ぎていた。なんていうか、この映画は観終わった後に反芻することでさらに味が出るというか、自分の中でこの映画を噛み砕いて整理し、よく考えることでこの映画の存在意義がめちゃくちゃ出てくると思う。邦画でここまでの映画を作れるのは素晴らしいと思う。
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