Tactoo

怒りのTactooのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
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どっと見応えあり。覚悟をもってみたが、自分にはまだ生まれたことない感情の爆発で、少し冷静に怖くなった。信じて裏切られることと、信じなくて失うことと天秤にかけることができない。どちらにしても、自らの契約に勝手に他人を関係づけた上でのようなことで、その想いは全て自らで爆発する。自爆テロのような危うさを抱える。

サスペンスのオチが呆気にとられた。ん、なんだ?サイコパスか?どうしようもないほどの怒りってなんだ。人間と人間の間で生まれる愛や悲しみにおけるどうしようもなさはわかるけど、怒りとなるとそれを超えた境地かもと思えるし、そう遠くもない同義的なものにも感じる。

どう感じたか全然まとめられないけど、人間の信じる、信頼する行為は残酷ながら美しいなと思える爆発力ある画だった。
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