ギャス

怒りのギャスのレビュー・感想・評価

怒り(2016年製作の映画)
3.3
2016.9 試写会+mdr
「信じてしまった」
「信じきれなかった」
これは、事の重い軽いは様々だが、だれにでもよくあるシンプルな話。のはずが。
この誰もが経験し共感できる感覚を、ここまでドラマチックに広く重く展開できるストーリーテリングがあるものかと、ここまで心を揺すぶる力を持たせられるものかと、感嘆。

原作と脚本と演技力、音楽風景その他のすべてが絡まって太く力強く立ち上がっていた。

「見応え」という言葉の本当の意味があった。登場した何人もの人生が、この映画を見た人の心の中に生き続ける感じがする。
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