世間縛苦

怒りの世間縛苦のネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

応募したことすら忘れていたジャパンプレミアムにて。
なぜこの類の招待券は忘れた頃にやってくるんだろう。笑

はい、余談はここまで。

「悪人」にかなりハマったこともあり、李監督と妻夫木コンビというだけで期待値は上がっている本作。

んー。重いというのは予想してたけど、なんだか終わった後、ぽかーんとしてしまいました。

なんだろなぁ。私は泣けなかったなぁ。それなりに良かったんだけどなぁ。。。
と帰路につき、一緒に見てた訳じゃない友達に説明してたら、今になって 実感 。

誤解を恐れずに言えば、和製、ラブアクチュアリーやなと!
伏線も一堂に会することもないけど。笑

出会いがあって、別れがあるー!という夙川の名曲が何故か頭を反芻するという事態にまで発展。

愛しているから、信じたい。
信じたいから、些細な疑念が産まれ、糸がほつれて、誤解が生じ、離別する。

人間、大抵のことは言動や態度で察して行動してますが、言葉で伝えることって改めて大切なんだと思いました。

凄く印象に残っている台詞は、「大切なものは増えるのではなく、減っていく」
一理あるし、歳を重ねるごとに実感湧くわー。


俳優陣はみんな其々素晴らしかったです。
個人的に、広瀬すずさん。監督に引き出してもらったとはいえ、凄く良かったです。
未來くん、マツケンはいつもどうり、素晴らしく。
久々に見たあおいちゃんは幅が広くなったなぁ。。
あ、あと高畑充希!この人やっぱすげーや。ドラマ向きなの?と最近思ってたけど、そこにピタッとハマる人だと凄く思った。
演出が少し、?は部分もあったけど、監督さすがだわ。

謙さんも言ってたけど、2回観ると感じることも変わってくるんだとさ。
時間あったら、映画館行こうかな〜。