yabuki

怒りのyabukiのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

作品は面白かったのですが、タイトルの「怒り」の意味と、犯人・山神の人物像はイマイチわからず少しモヤモヤしました…。

面白かったのは、3つのストーリーが並行して進んでいて、各所の素性の知れない男性3人の誰が犯人なのか?とハラハラする点です。
それぞれのストーリーから「信じる」ってワードが出てきた矢先の失踪がハラハラしました。

途中の泉ちゃんのシーンが…見てて辛かった。。
あとゲイのハッテン場?も、少しカルチャーショックでした。

途中に出てきた、山神と働いてたという男も少し謎でした。山神という人物がどれだけ恐ろしい人物なのかとか、そういうのを表すシーンがもう少し欲しかったなと思いました。

いきなり食堂で暴れたりなどの奇行はありましたが、もっと第三者からの「あいつはやべえぞ」的なエピソードがあったほうが、麦茶一杯差し出す→惨殺→怒りの流れがもう少しわかるのかなと思いました。

あと、ストーリーが3つあってどの話も主役がビッグネームなので、辰也役の男の子の扱いが小さいのが…なんとも!

調べたら新人の俳優さんらしいですが「佐久本宝」さんというそうで、なんと1,200人のオーディションから選ばれたんだとか。
あのなんとも言えない素朴な感じと、ラストのシーンはもう涙が…!となったので、今後のご活躍を期待したいです!

はー、小説読もうかな!
yabuki

yabuki