ジャケ写や当時のプロモーション映像とか思い出すと渡辺謙がひたすら怒ってキレまくってる作品かと思ってた。
あらすじは八王子で夫婦が殺害され犯人はいまだ逃走中、1年後の東京、千葉、沖縄に3人の身元不明…
それぞれの「怒り」の演技が素晴らしかった。慟哭だったり、憎しみだったり、自分勝手だったり、人の為だったり……。
人の世は人で出来てるのだから人の声で変わると思ってるよ。たぶん、最後の泉は強さを思い…
テーマは「人を信じられるか」。それ自体は誠実だし、心を動かされる問いのはず。
でも、この作品にはどうしても“許せない描き方”がいくつもあった。
一番許せなかったのは、取調室で犯人に共感する日雇い風…
今にも消えそうな綾野剛にキュン死するかと思った。妻夫木聡が、愛しく思っていた男が犯罪者かもしれないとわかった途端に、自分との関わりを隠そうとするシーンにどうしようもない人間臭さを感じた。
壮絶なシー…
思い込み と 信じることの難しさ だなー。
「信じる」って言葉ではとても簡単だけど。誰かを信じるって、自分を信じることなのかもな。
きっかけはある事件で、物語的にもサスペンスなんだけど、それぞれの…
題名の「怒り」と事件現場に残された「怒」の字。犯人の疑いがある素性の知れない三人の男。
前半にメインキャストの面々からは「怒り」という描写は感じられず、男達の素性も全く分からないため、「怒りとは何…
映画にすることで色々大事なところが削がれてそう。軸を愛子ちゃんストーリーと犯人の2択に絞って、その分、もうちょい内面を描いて欲しかったなぁ。
原作だとの意図は以下のよう。
・犯人を3択にすることで…
(C)2016映画「怒り」製作委員会