情報の暴力。
会話、素早い編集、テロップ、人、物、ゴジラ。
そんな内容でありながら、役者の表情や発言、ゴジラをアップで切り取って注目させるから、集中力が途切れない。
3.11を経たからであろう、災害時のシミュレーションの様な内容は身近に感じるし、仕事物の趣もある。
余計な情感を排除して、”ゴジラ対日本”を徹底しているが、だからといってそこにドラマがないかといえば、登場人物の関係の面白味や、危機的状況の葛藤とか、ちゃんと伺える。
ここまでのスマートな作品を、しかもゴジラでやってしまったのは凄い。
停電した東京を焼き尽くすゴジラの画と、あの音楽、熱線のアイデア。
最高でしょ。
庵野秀明の編集は気持ち良いから、何回でも見れちゃう。
シン・ウルトラマンも楽しみ！！！
