のぼせギュウマン

シン・ゴジラののぼせギュウマンのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
3.6
「たしかに、シン・ゴジラ。」
今まで、生まれてから進化していくゴジラなんて、見たこと無かったので、そう思った。幼獣ゴジラといえば、ミニラなどの可愛いイメージがあったが、本作は、エヴァンゲリオンの制作スタッフが携わったこともあり、現実的でグロテスクな見た目は、納得できた。

ゴジラ作品といえば、怪獣を倒すために奮闘する人々の人間ドラマもみどころ。私は、地上波で昔のゴジラ作品をよく観たことがありましたが、知らない俳優さんが多くて、それより、「怪獣との戦いに拍車をかけてくれればいいのに。」と思っていました。
でも、本作は、知ってる俳優さんが沢山いて、ゴジラのシーンと同等に夢中になりました。
「怪獣出没」というありえない現象に動揺する政府の人々が少しコミカルで、後半からの政府の反撃も目が離せないほど、わくわくが止まりませんでした。
もしかしたら、「知らない俳優さん」だけで、そういう場面を毛嫌いしてたかも。また、見返してみたいと思います。