ライダーのドキュメンタリーで監督の印象はちょい悪くなっても、やっぱ本作は好き。大好き。w
ちびっ子はほぼほぼ無視した内容だが、娯楽映画としての“テンションの稜線”は、意外と王道的というか、模範的な作りに感じる。
・冒頭で一発「うおっ！？」と、インパクトのある“掴み”
・15分経過で、事態の本格的な動き出し。（再生機の時計見てたら蒲田くんの登場がマジでジャストだったのは、やっぱり狙ったのかなぁ…）
・中盤に大きめの山場、そして敗北。
・逆転勝利に向けて、（リミット付きの）積み重ねの後半。
・クライマックス、最大級の山場・盛り上がり！
・絶妙な余韻のラスト。
正直、後半の積み重ねパートの「そういうことだったのか！」「この手があったか！」という突破口の発見に関してだけは、全く呑み込めない・無理矢理な印象だが、明確な不満点はそれくらいかなー。
ディティールの興味深さ、切実な恐怖、吹っ切れてるユーモア、尾頭さん…もう語り尽くされてる美点に関しては、俺だって好きだし！ 大好きだし！
