庵野秀明監督、脚本、樋口真嗣監督、特技監督、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、大杉漣出演、山田康介撮影、2016年作品。
14年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」に登場したゴジラを上回る、体長118.5メートルという史上最大のゴジラをフルCGでスクリーンに描き出した作品。
ゴジラに全然詳しくないので楽しめるかどうか不安タップリに観てみたが、まあそれなりに楽しめたと思う。リアリティを全く求めず街を荒らす脅威として見栄えするかどうかであのサイズに設定される美学は元々日本独特のものらしい。それをモーションキャプチャーアクターとして狂言師の野村萬斎が参加しているのは面白い所だと思う(笑)
物語の観せ方は徹底して天災のような脅威が街を襲う大惨事に立ち向かう国の政府や学者などのトップの動きを捉えていく。発想はいいなと思いつつニュースでも見ているような演出、特に報道番組の煽る様な観せ方(キャプションなども含めて)に似せた演出はけっこう苦手だった。初期のゴジラのデザインにも驚いた。あれは怖くないと言うか{変」に思えてしまった(笑)少数派意見かも知れないけど(苦笑)
