正直、邦画は観てガッカリすることが多いタイプですが、この映画は日本映画史に誇れる内容でした！
ちょっとした役までも有名俳優が演じてて、みんな少しでもこの映画に関われたことは後々振り返るときっと誇れることなんじゃないかと思いました。
特撮時代のゴジラに敬意を払った上で、進化による形態変化という新しい要素も入って、昔からのゴジラファンを裏切ることなく飽きさせないのはすごい。
シン・ゴジラを観たあとにハリウッド版を思い返すと、やっぱりアメリカでの扱いはモンスター映画だなと思わざるをえないわけで、ハリウッドが得意なエイリアン映画に対抗するのが日本では怪獣映画なのかなと感じました。
そして、東日本大震災以降ということで、随所にそれを感じさせる場面もあるのは、痛いところを突かれているけれど、日本人にはリアリティが感じられる。
災害が起きた時に政府がどんな対応をするか、緊急事態なのに何度も会議が行われないと何も決められないもどかしさ、アメリカを始めとする身勝手な世界の反応、エンドロールの協力に政治家の個人名もあったので、かなりリアルな部分が描かれてるのかなと思います。
エヴァンゲリオンは観たことないので、似てるとか似てないとかよくわからないけれど、庵野監督よくやってくれたなと思います！
衝撃のラストカットについては、色々と予想出てて面白いですね。
長谷川さんの早口と、めまぐるしく変わる字幕に置いてかれないように注意！
一番印象に残ったこと
「ゴジラが予想以上に手が小さい」笑
