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シン・ゴジラのJBLのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
5.0
IMAXにて鑑賞。
大いに期待していたが...期待以上だった。
とにかく、興奮し続ける2時間!

本作は3.1chで製作されいる。伊福部昭氏の音楽は今までのゴジラシリーズの音源を流用しており、音楽がモノラルだったりする。
しかし、音源が1950年台〜70年台に録音されたものなので、今のスピーカーでは鳴らすのが難しい。案の定ボタついた音が残念だが、それは求め過ぎ。
IMAXシアターで使用しているスピーカーユニットは不明だがJBLのユニットを使用しているのが多いという噂は聞くので、TOHOシネマズ新宿のIMAXもJBLだと思われる。TOHOシネマズ新宿のIMAX以外のシアターではヴィヴオーディオのため少し明るい音だがIMAXは音の重心が低く台詞の響きがIMAXの方は印象が良い。

本作は東宝スコープの画角。そのためIMAXはビスタサイズなので上下にスクリーンが余る。そのためTOHOシネマズでならスコープサイズのスクリーン、TCXでの鑑賞が良いかと思う。
しかしながら2台のプロジェクターを用いて上映するIMAXは何度見てもコントラストが高く暗部の表現が他のシアターより素晴らしい。

映像の演出として人物や背景の撮り方がかなりスコープサイズのスクリーンを意識している。又、近作ではインターステラー、オデッセイ、ゼログラビティー、エベレストでも使われている手法が本作にも多様されており、デカいスクリーンで見る意義がここにある。
故・岡本喜八監督(写真で出演)の作品を色々見てると庵野秀明監督がどう影響を受けたかが分かる。
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