Yoshmon

シン・ゴジラのYoshmonのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
3.3
初の名画座での鑑賞。

目黒シネマにて、”キングコング 髑髏島の巨神”と”シン・ゴジラ”の二本立て鑑賞。

都内に住んでいて良いことの一つは、いろんなところに大手映画館のみならず、ミニシアターも点在していて退屈しないところ。

目黒区に住んで2年強になるけれど、ここが最寄りの映画館だと今更気づいた…笑

二本立てはお得だけれど、初めての二本立て続けの鑑賞はなかなかにしんどく感じた。
きっと観る作品にもよると思うけど。

***
そして本題のシン・ゴジラ。

ストーリーは(どこまで実情に即してるかは分からないし、本当にフランスにコネがあって根回し外交が出来る政治家が日本にいるか知らないけれど)、日本の政治家たちのやり取りや日本の防衛の様子も見れて愉しめた。

映像や見せ方は、日本の技術レベルを改めて知るところ。素人の僕が言える立場じゃないけど、欧米ハリウッドと比べればなんとも物足りない。

何よりゴジラの初期形態は、プラスチックのオモチャがゴニョゴニョ蠢いてるような感じで、眼球すら固定、瞬きもしない。

そして漸く馴染みあるシルエットの姿形になっても、背中からビーム発したり持ち込まれた新しさがなかなか奇抜で馴染めず。

石原さとみの英語は、決まったセリフを可能な限り自然に流暢に話せるよう練習を重ねた女優としての彼女の努力が伝わってくる出来。愛らしく素敵。
でも本物の帰国子女の話す英語とは残念ながら別物で、やっぱり違和感は拭えない。

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作品全体を通して、個人的には渡辺謙出演のハリウッド版ゴジラの方が好きかな。
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