守鍬刈雄のお暇なら映画でも

シン・ゴジラの守鍬刈雄のお暇なら映画でものネタバレレビュー・内容・結末

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

重要なのは牧元教授は〝なぜ〟〝わざわざ〟折鶴のヒントを残したのかということ。
解説動画はこちら→https://youtu.be/2S7bmEjQVis
(こっちが重要) https://youtu.be/47jQEOu4qEs

シン・ゴジラは様々な見方ができる映画です。よくわからない怪獣が襲ってくるというパニック映画。襲ってきた際にどう行動するべきかを描いた災害対策シュミレーション。そして、なぜゴジラは東京を襲うのかを考察する謎解き映画。

映画で重きを置かれているのは、赤坂いわく「緊急の課題は尻尾の正体よりも今後の対応」。ゴジラとは何で、どうして生まれ、なぜ東京を襲うのかというのは作品中では〝二の次〟の問題とされ隅に追いやられます。
でもそこを掘り下げたいと思うのが、まあ僕みたいな人間なんですが。

ヒントはいくつか用意されています。靴、折鶴、地図、メモ、春と修羅。
動画内でそのヒントについて考察をしていますが、重要なのは折鶴と春と修羅ですね。春と修羅からは、牧元教授がなぜゴジラを使い東京を破壊しようとしたのかが読み取れそうです。
そして重要なのは折鶴です。
これがヒントとなりゴジラ凍結作戦が実施されることとなるわけですが、一体なぜ、牧元教授はこのようなヒントを残したのでしょう。優しいから?最後の良心?いやいや、そんな訳ありません。

牧元教授がヒントを残したのにはちゃんとした理由があるのです。あの折鶴には牧元教授による壮大な陰謀が隠されています。

牧元教授はゴジラが東京で暴れまわれば核攻撃されるであろうことは、当然予見していました。そして、それならばそれでもいいと考えていました。
また、核攻撃をなんとしても避けるため、政府は折鶴のヒントを解き明かすだろうと期待もしていました。でもそれは日本を救うためではありません。
どっちでもよかったのです。どっちにしても牧元教授の願い、想いは達成されていました。
では牧元教授がゴジラに託した想いとは何だったのか。
解説動画で詳しく説明しています。おそらく僕の動画を見ていただければ新しい解釈があなたの中にも生まれるはずです。ゴジラはなぜあの場に留まり続けるのか。その理由もわかるはずです。
ぜひご覧ください!

解説動画はこちら→https://youtu.be/2S7bmEjQVis
(こっちが重要) https://youtu.be/47jQEOu4qEs