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小さな世界はワンダーランドのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

夫、娘、孫と一緒に鑑賞。
ナレーションは斎藤工さん。

子供向けの言葉選びではないため、堅苦しい教育的な内容かも?と最初は感じたが、スコーピオンマウスとシマリス、それぞれの世界を彼らの目線で感じさせる映像の大迫力に一気に引き込まれた。
ハラハラするシーンも多く、「頑張れ〜!」等と声をあげながら、皆で楽しめた。

いつもは可愛らしく見えるフクロウが、あんなに怖い表情に変わったり、雨はまるで石が降ってくるようだったり。
日照りが続いて固くなった土に雨は浸透しにくく、濁流となって動物を襲うという、自然災害に通じる描写も。
知恵がつくとズル賢くなるのは、この世界でも同じ。

主役の選定やカメラの設置、待機時間など、その苦労は想像してもしきれない。

危ういシーンはあっても、悲しませない内容。44分という長さは、小さい子供にもおすすめ。

原題:TINY GIANTS
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