夜鷹

劇場版プロレスキャノンボール2014の夜鷹のレビュー・感想・評価

3.9
これはどこからが筋書きでどこまでがリアルなんだろうか。それがわからない所もプロレスっぽかった。
僕はカンパニー松尾監督のキャノンボールシリーズのファンであり、プロレスファンであり、ddtプロレス のファンでもある。そんな僕にとってプロレス×キャノンボールというのは夢のコラボだった為、少し期待しすぎた所はあったと思う。とりあえず音楽と編集がちょっとガッカリで、もしまたプロレスキャノンボールを制作する事があるのであれば、ぜひともカンパニー松尾監督が制作したプロレスキャノンボールを見てみたい。

内容に関しては凄く良かったと思う。
プロレスってだけで現代ではイロモノなのに、更にddtプロレスという、プロレス界の中だけでもイロモノ扱いをされている団体のレスラーたちの意地だとかプロレスに対する愛が見られた。そこに関してはカンパニー松尾監督が制作してきたキャノンシリーズと同じメタファーが詰め込まれていて良かった。

参加レスラーに関しては、酒呑童子チームだけ盛り上がりに欠けたしバランスが悪かった。
それ以外は文句なし。一番熱かったのは勿論、
大家健!彼がいなかったらこの映画は成り立たなかった。そして鈴木みのる、男色ディーノも最高! バラモン兄弟、ゴージャス松野さんも中々盛り上げてくれてました。
夜鷹

夜鷹