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カフェ・ド・フロールのmisakiのレビュー・感想・評価

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)
3.0
素人には少々とっつきにくい映画でしたー。。なんせ、秒単位のカットが幾度となく続く。それも過去や未来や前世などバラバラ。。
終始困惑しました(笑)

輪廻転生、カルマ、、がテーマのこの作品。それらを超えるものが究極の愛だと。そしてその究極の愛とは、、を問うた映画。
自分自身がソウルメイトだと信じた彼に裏切られ、迷走した挙句、究極の愛に目覚めるのだけれど‥
いやはや〜〜(笑)わたしなら無理だな(笑)究極の愛なら、自分自身が愛した人のものになれずとも、距離を保ちつつ側にいて支えてあげられるはず、なんてそんなの地獄にしか思えない。絶対耐えられない。本来きっとそうあるべきで、そうしなければいけなかったとしても、やっぱりみんな人間だから‥そう上手くはいかない。
だけどもし、キャロルが男というものをアントワーヌでしか知らなくて、今まで彼しか彼女の中になくて、もうなくてはならない存在になってしまっているなら、彼女にとって必要な展開だったのかもしれない。
アントワーヌの事なんか綺麗さっぱり忘れられたら、どんなに楽だろうね。でも思い出がありすぎて、彼の事を話さないと自分自身の事を語れないくらいお互い関わりすぎてて、そんなの無理なんだよね。前世でも現世でも、アントワーヌはほんとに罪深い男だわ。
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