ユニークなクリーチャーが沢山登場する楽しいホラー、ガバリンことHOUSEの二作目。
前作と話の繋がりこそ全くないものの、コメディ要素がパワーアップしてファンタジー味も増し増し。
しかし相変わらず「ガバリン」って何だよって感じだし「タイムトラぶラー」って更に何なんだよ。
古いお屋敷を受け継いだ青年が墓から謎のクリスタルドクロを発掘し、そのドクロの力で曾々爺さんがゾンビとなって蘇り、そのドクロを狙う不思議な悪党共と戦う話。
この謎のクリスタルドクロが異次元空間と繋がる力を持っているらしく、変なモンスターや石器人やカウボーイが出て来るわで館の中は大騒ぎ。
石器人は壁の裏で謎の儀式を行うし、カウボーイのお陰で無駄に戦闘シーンは西部劇テイストだし、もう何が何やらのカオス状態。
私的には特殊効果の満足盛りって感じでめちゃくちゃ楽しかったです。
曾々爺さんの特殊メイクや、ユニークなモンスターの造形、味のあるストップモーションなど見どころ満載。
SGでの豪快な頭部破壊を見てテンション上がるどころか「勿体ない！」って思ったの初めてかも(笑)
やんちゃな翼竜とか顔が犬の芋虫犬とかキモ可愛くて家にも欲しい！
芋虫の身体に犬の顔くっつけちゃおうなんて発想が斬新過ぎるし、喜んでる時にちゃんと尾っぽ振ってんの可愛すぎかて。
ラストは感動の良い話風に終わるけど、いやいやお前めちゃくちゃヘンテコなゲテモノ映画だからな？っていう。
