ラフ・シモンズの天才ぶりがテーマのおしゃれなやつかなと思っていたが、それよりもっと地に足ついたお仕事ドキュメンタリーで、面白かった。
予算・スケジュールなど気にせず、自分のイメージの実現が最優先のデザイナー。
(批判ではなく、こうした無茶振りが限界を超えた作品を可能にするんだろうと思う)
顧客、コストがどうしても気になるオーナー、ジャーナリスト。
そして、その狭間にいるスタッフ、職人たちはめちゃくちゃ働いている。ショーの前は皆で徹夜。
アジア系の彼?が自分で苦労して作り上げた美しいドレスに涙する姿が何より印象的であった。