8月になると、これか『硫黄島』を観たくなります。
当時は、まさかニノさんが最優秀賞獲るなんて思ってなかったんですが。
確かにあの年の候補者の中では、ダントツ瑞々しかったですからね。
30代で回想の高校生役までカバーしてくれて(笑)。
彼自身はもちろんグループにとっても、素晴らしい巡り合わせだったなと。受賞したのがこの作品でよかったと、時が経ってもしみじみ思います。
本来なら硫黄島ももっと評価されるべきだったので、抱き合わせで認めてあげたい。
個人的には、『プラチナデータ』なんかが大好物なのですが。
My Best ニノさんは『流星の絆』だったりして(^.^)
ただ、やはり世界標準とかモラル的な目線で、次世代に誇れるのはこういう作品なんですよね。
昭和の代名詞とも言える吉永小百合さんと、昭和顔の二宮・黒木ご両人。
今どきの俳優さんだと、この風情は生まれなかったのではないでしょうか。
しかし吉永さん、ほんと可愛らしいですよね。
清楚で、たおやかで。
これはどちらかと言えば、母と息子とのラブストーリーではないのかしらと。なんだか二人のやり取りが、慈愛にあふれてたんですよねぇ。
んでニノさんの長崎弁もさすがだったのですが、上海おじさんがね。
もう、親戚のおじさんソックリで(笑)。
あの訛り方は本物としか思えなかったです。いい味出されてました。
小生も亡くなった人の夢はよく見るタチなので、このお母さんみたく一緒に暮らせちゃうだろうな。
諦めたら、出会えるんですかね、ほんと(笑)。