完膚なきまでに母と息子の親子の物語でした。
2人の会話がメインなので、演劇のような台詞回しと演技。これは、私は苦手なタイプです…。
昔話も映像ではなく、台詞で説明して2人の会話が物語のすべてだということは重々理解できるのですが、こういうの私はダメでした…。
ただ、戦後を知っている数少ない監督と役者が創り出す作品を見れてよかった。何も知らない人が想像で創り出すものとは全く違うのだろうな。
長崎ではクリスチャンが多いことを私は初めて知ったし、そこに原爆が落とされたと知るとよりその残酷さが露わになりました。
今までにない視点から原爆の事実を見ることができたのは、財産になった気がします。こうやって映画を通して歴史を勉強できるのはとてもありがたい。