このレビューはネタバレを含みます
ポップで悲しい物語。
私も含めてたくさんの若い人が見てると思う。
それぞれが何かを感じることができればいいのではないかと思う。
浩二の死ー
残された人たちの悲しみがあり、浩二自身、自分が急に死ななければならなかった無念さがあり、戦争さえなければ、と思った。
山田洋次監督の映画は初めて見たが、アングルやカメラワークが特徴的で、芸術性もありながら、人間らしさが伝わってくると感じた。
監督自身がこだわったという、浩二が被曝するシーン。
あのシーンがあることで、浩二の母の「あなた、突然消えてしまったものね」というセリフを切に感じられる。