だんだんこの作品情報・感想・評価

だんだんこ1960年製作の映画)

製作国:

上映時間:11分

3.1

『だんだんこ』に投稿された感想・評価

大林宣彦監督8ミリ作品。

階段でマリをついて遊ぶ母子(?)。階段の上下の運動とそれによって人物の成長を描くのは、後の尾道を舞台とした物語に引き継がれていく。マリの主観ショットが不思議にあるのだ…

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mgc

mgcの感想・評価

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家に座敷童子がいるなら、段差には「だんだんこ」がいるのではないか。というコンセプト。
坂道から弾みながら落ちるボールが印象的。その後の作品にも似たようなシーンがありますね。
羽生恭子から大林恭子に
企画、平田オリザの父
こども、平田いなみはきっとオリザの姉か妹?
鞠視点 11分とは思えないぎっしり感
子を喪った母なのか、男を失った女なのか。女とこどものボールを介したやりとり、ただそれだけで色々と考えが巡っていく。
それでいてしっとり進めるだけでなく攻めた演出もあって面白い。
Tyga

Tygaの感想・評価

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階段から落ちるボールのカットが斬新。

そういえば階段は「絵の中の少女」にはあまりなかった気もする。

映画の途中にある特殊な撮影方法によるサプライズがあり、それを知ってるか知らないかで印象に大きな違いがある。ネタが事前に割れていることで魅力が大幅に減。実験映画が実験映画であるうちは、そういうものなの…

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t

tの感想・評価

3.4
大林監督のタイトルセンスはこの頃から良い。まさに「だんだんこ」な作品。
10分程度の中でジャンプカット使いまくり。階段を落ちていくボールの視点からのイメージが面白い。

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