教授

形見の教授のレビュー・感想・評価

形見(1963年製作の映画)
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10数分のフィルムの中で映像で語られる情報でのみを読み取る。
主人公の回想。

戦争で死んだ父の墓。
少年時代の主人公が遊ぶ飛行機の模型と、血まみれの墓。
そこに悶える母。

母は女だった。
死んだ父に誘われて主人公を置いて消えてしまう。
「形見」とは何か。

おそらく「人は死ぬ」ということを教えた、ということなのだろうと思う。
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