あいでぃー

肉体の門のあいでぃーのレビュー・感想・評価

肉体の門(1988年製作の映画)
3.6
胸くそ悪い。
腹立たしい。
クソ戦争。クソ男ども。クソ野蛮人。

冒頭20分くらい?観れなかったので、片瀬梨乃のグループから裏切り者が出て、半裸で処罰されるシーンから鑑賞。

敗戦後の日本で女性たちに乱暴する米軍や男ども。いろんな想いを抱えて娼婦になった女たちの話。

性犯罪が世の中で一番嫌いなので、腹ワタ煮え繰り返る思いで観た。

昔、私のおばあちゃんが話してたのを思い出した。「戦後に、アメリカ兵に襲われるから隠れてなさい と言われて怖くて怖くて草の陰に隠れたりしてね…」

あのことか!!!

この映画を男性が観たところでこの胸くその悪さを分かってもらえないと思う。性において圧倒的に弱い女、本当に嫌な時代だったね。ついでに言うと、レ◯プもののAVとか観て、「女ってどこかでそういうのされたい願望あるんじゃないの?」なんて思ってる男、死ねよ。

戦争の二次被害について考えさせられる映画、ということではとても良い映画だった。そして女優みんなスタイル良すぎ。
あいでぃー

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