shibamike

ホステス情報 潮ふき三姉妹のshibamikeのレビュー・感想・評価

3.0
下半身のお勉強。

タイトルの素晴らしさは4点以上なんだけど、内容はうーん😓という感じ。
世の中、色んな三兄弟とか三姉妹がいると思うが(亀田三兄弟とか道端三姉妹とか)、潮ふき三姉妹はお見それいたした。親が泣くぜ。

種違い腹同じである田舎出身の三姉妹が、勤務するお触りキャバクラ(メチャクチャ過激店)で巻き起こすドタバタ劇のガーエー。
この三姉妹にはとんでもない共通点があり、何とエクスタシーに達すると必ず潮を噴くというクジラ三姉妹ちゃんなのであった。
よくわからないが、本作はジャンル的には潮レアリズモというものなのかも知れない。ヴィスコンティとかヴィットリオ・デ・シーカとかとほとんど同じだと思う。

序盤は三姉妹ちゃん達がぴゅーぴゅーぴゅーぴゅー潮ふいて面白かったのであるが、後半にはお店の権力争いとか重たい方向へ傾いてしまい、自分的には退屈だった。潮レアリズモなので現実路線をつき進むのは仕方ないのであらうけど、それよりも、潮で色々むちゃくちゃするみたいな荒唐無稽ストーリーとかだったら良かったのにと思った。
潮をヤクルト容器に充填して、工場でライン操業するとか。潮を調味料の味付けとして売り込むとか。潮ふきの距離を競う国際大会を開くとか。色つきの潮ふき新発売とか。潮人間コンテストとか、NHK潮自慢とかSIO48とか伯太の潮とか…etc、よくわからないけど色々あると思う。

小松方正が潮ふき好きの糖尿スケベとして登場する。潮ふき次女がM字開脚する真ん前で小松の旦那がちょめちょめを凝視し、潮ふきをモロに顔面で浴びる勇姿を見せてくれる。糖尿にしょっぱい潮は効果があるかどうかは劇中では言及されていなかったので不明。

お触りキャバクラの雇われママが経営者からバイブを口に突っ込まれる所をスクリーンドアップで映すのであるが、おま○こにポコチンを挿入しているようにしか見えなかった。口ってエロい!

本作、色々勉強になったのであるが、一番勉強になったのは「おしぼり人形」という即席の性的玩具の拵え方を見れたこと。
まず、割りばしにおしぼりを巻き付けて、フランクフルトっぽい形状にする。で、そのおしぼりの上からコンドームを被せると、あら不思議!あっという間に棒つきのイヤらしいおもちゃの出来上がり。この即席おもちゃで気になるあの娘を悦ばせちゃおう!という殿方達の強い味方。
自分にはこの知識を実践する予定は特にない。

潮三毛 心の一句
「潮ふきは 結局おしっこ なんでしょう?」
(季語:潮→クジラ→海→夏)
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