きょ

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのきょのレビュー・感想・評価

5.0
独裁国家の陥落

シリーズ通して1番面白かったように思える。
戦闘はスリリングで、馴染み深いキャラクターが命を落としていくので重みが違う。
全ての決着をつけたその後も丁寧に描いていた為、観応えがあった。

主人公の自由意志は、最後に射った弓で解き放たれた。すなわち、初めて国家が前進した瞬間であり、主人公の大きな成長でもある。
最終章ではあるが、始まりでもある。
エンディングには幾多の犠牲の上での平穏があり、ようやく一人の少女が平和に暮らす様子には安堵を覚えた。
きょ

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