もとまち

したくて、したくて、たまらない、女。のもとまちのレビュー・感想・評価

3.2
ピンク映画にしては珍しいほのぼの幻想譚。ゆる〜いような薄気味悪いような、沖島勲らしい独特の空気感に惹かれる。城野みさの妖しげな存在感も味わい深く、彼女が登場するシーンには昔の伝奇モノっぽい情緒すら漂う。唐突な股間ピカーン!と黒沢清の虚無った演技が面白かった。黒沢清は彼そのものが黒沢ワールドの住人みたいなんだよな。
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